1965-08-10 第49回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
○丸山政府委員 従来の蚕繭事業団がやっておりましたのは、最も卑近な話といたしましては、たとえば蚕業普及員に対するオートバイの貸し付けであるとか、あるいは実体的事業といたしまして、政府の補助金と関連しないような角度から、乾繭倉庫に対する補助金あるいは桑園改良のための助成金というようなことをやっております。この事業は、今後も蚕糸事業団の事業として機能上は引き継がれるわけでございます。
○丸山政府委員 従来の蚕繭事業団がやっておりましたのは、最も卑近な話といたしましては、たとえば蚕業普及員に対するオートバイの貸し付けであるとか、あるいは実体的事業といたしまして、政府の補助金と関連しないような角度から、乾繭倉庫に対する補助金あるいは桑園改良のための助成金というようなことをやっております。この事業は、今後も蚕糸事業団の事業として機能上は引き継がれるわけでございます。
それが乾繭倉庫業者として営業しておるものもかなりあるわけでございます。たとえば豊橋方面のごときはそういう状態でございます。従いまして、そういったような業者のものも全乾連の会員として入っておるというようなことで、全乾連は私どもの方とはちょっと状態が違うわけでございます。業者と農協の両方が入って作っている。
それから、たとえばその春繭におきましては、先ほどのお話にありましたように、製糸の方から拒否されまして、乾繭を引き受けるということはできないということで拒否されまして、従いまして、その乾繭倉庫業者というのがございます、いわゆる繭問屋といったようなものがございます。
養蚕関係の実地の視察については、県及び関係者の御好意により、上田市の諏訪倉庫上田支店の乾繭倉庫、信州大学繊維学部の倍数体栽桑試験の概要及びその実験成果について見聞いたしたのでありますが、詳細は省略させていただきます。 次に、木曾国有林の現況について申し上げます。
それには、乾繭倉庫の中にある共同乾繭のものについては、全量を輸出生糸保管会社においていつにても申し入れがあれば無条件でこの最低価格で引き取るのだということと、それから、団協で渡されておるものにつきましては、十九万円で保障しておるのであるから、八千七百五十以下の掛目協定というものは許さないということが実際に行われるだけの措置をここでお示しになることが、今直ちに始まろうとしている掛目協定に対しましても非常
生産をするには、古い桑っ株を掘って改良桑の作付転換なり、病虫害駆除あるいは稚蚕共同飼育なり、土壌改良なりすることはわかるが、それには資金が要る、資金の場合、金融措置を政府で講じておるのか、それで、それに対するところの金利はどんなふうになってるのか、また、その買い上げについても、製糸家はその掛目協定について、どういう掛目協定をしておるのか、乾繭倉庫が完全にできておるかどうか、こういうような点を総合的に
でありますから、一つの資料といたしまして、現在どれほどの乾繭倉庫があり、十分の保存設備にたえるような倉庫というのは、どれくらいの面積があって、どれくらいの保管ができるのか、また、そこの保管技術、これは常時技術者を置いておくのもやっかいなことだと私は思っているんですが、そういうようなものはどんなことになっておるのかというようなことの資料を一つほしいのですが、大へん今蚕糸局は、生糸価格の安定で日も足らざる
実は、乾繭倉庫の運用の問題なんであります。今まあ糸政課長の答弁した通りになっているわけでありますが、先ほど清潔さんからの御質問にもありましたように、実は製糸会社に対しては、十九万円を割れば政府は幾らでも買い入れるという制度を、現在とっておるわけであります。
共同利用施設は、農業倉庫、それから木炭倉庫、魚田開発、製氷冷凍施設、水産増殖施設、これは養魚池を作りましたり真珠の養殖のいかだを作りましたり、作業場を作る、それからたとえば投石をいたしましたり岩礁爆破をいたしましたりする、それから油のタンク、それから漁船漁具の修理工場、酪農関係で申しますと集乳施設、乳製品製造施設、孵卵育雛施設、羊毛加工施設、食品加工、家畜市場、それから飼料製造工場、製糸で申しますと乾繭倉庫
○政府委員(須賀賢二君) 乾繭倉庫の現在の状態につきましては、今資料を手持ちいたしておりませんので、調べまして、別の機会に差し上げることといたしたいと思います。
○島村軍次君 昔の乾繭倉庫ですね、これは現状で、昔の制度そのままというか、そういう設備が残って、繭の方に使われるという設備がどのくらいあるか。それからこの今お話しになった繭処理 についての改善とか、いろんな面から考えなければなりませんが、乾繭処理に対してはどういう方針で進められますか。 それからもう一つは、今度出される法律は、説明によりますと、二つになっておったようですがね。
あとの焼失しは住宅の人たちはどうしているかというと、乾繭倉庫のコンクリの上に薄べりを敷いてこの冬を越したというような状態なんです。私は直接桜井の警察署長にも会いましたが、このような状態であるのに家を建ててくれない、そして貸してやるといっているのに銀行がいろいろなむずかしいことをいって貸さないというのですが、こういう事実は御存じでしょうか。
保管設備は一般営業倉庫及び乾繭倉庫のほか製糸工場の倉庫も借りる考えである。生糸の特別買い入れは市価に影響を及ぼさないことが必要であるため、実質的に担保金融の性格を持っているということは言い得る。第十一条の二の政府保有繭を売り渡す場合は生産費を下らない価格で行う」と述べられているのであります。
○藤野繁雄君 繭を保管する場合においては農業協同組合の連合会の倉庫を利用する、こういうような説明のようでございますが、その乾繭倉庫は保管するのに十分安心ができるような倉庫を持っているものかどうか。もし持たないということであったならば、保管のいかんによっては品質に重大影響を及ぼすのでありますから、完全な保管方法は別に何かお考えになっておられるか、その点お伺いしたい。
○清澤俊英君 重大な発言がございましたが、そこで事前にこれを調べるとおっしゃいますが、長い間戦争中放置しておりまして、その後使わない、こういうものが相当あると思います、乾繭倉庫に……。そういうものに対しては大体において適当と認めれば、ここで補助金等を出して、わずかの場合ですね、わずかの補助でできる等の場合にはそれをやる準備はできておりますか。
○政府委員(塩見友之助君) 本年度の予算では乾繭倉庫に対する補助金はございませんので、やはり政府としてやれる仕事は、不十分な設備であれば農林漁業金融公庫の方から低利で借りてもらって、それで十分な設備に改造してもらう、こういうことでございます。
次に、農業協同組合連合会が取り扱うと言うが、養蚕組合においてもやはり連合組合がある、これに対しましては、乾繭におけるところの倉庫の設備がないというようなことの御説明も承わっておりますが、しかし、もし農業協同組合なりあるいは養蚕協同組合なり適当な組合が保証して乾繭倉庫を利用し、これを保管させる。また主体から申せば、養蚕業を盛んにして良繭を得て製糸に送るというのが筋道なんです。
ただ乾繭倉庫だけを非常に膨大な経費を使って補助して、維持し切れるものかどうか、これはそれが維持し切れるような地帯もございましょう、製糸家その他の関係から申しまして、非常に有利な関係にある地帯もあり、また幾らいっても、そんなところへ金を使うくらいならこっちの方へ金を使う方がいいというような地帯がございましょう。
したように、何といっても製糸の方は製糸工程で使うボイラーででもできるのですけれども、片方はそれだけで年間の動く期間も非常に限られるという関係でコストが高くなり、施設の方にぶち込みたくても、経済的には低利融資の道はありますが、しかし十分やれるという自信がないものだから、修理も十分できておらぬというようなこともございまして、実際今年すぐに、あるいは来年でもこれに入るといったような場合には、この農協連傘下の乾繭倉庫
そういうふうな乾繭の技術、設備はほとんど製糸工場の方で持っておりますけれども、一般の民間や、農業団体が持っておりますところの乾繭倉庫あるいは乾繭設備等においては、十分な量と人とを持っていない。製糸工場の方でやります場合には、製糸工程において使うところの蒸気であるとか、ボイラー、そういうふうなものが全部兼用的に使われるわけであります。
たとえば農業関係の削減のおもなものを申し上げますと、災害復旧補助費四十五億、食糧増産費関係二十億、農林漁業への投融資四十億、農業委員会補助十四億、農業保険二十六億、乾繭倉庫等々はほとんど打ち切られております。こういうような予算の事情から見ますると、むしろ私は農業の育成ないしは、農林行政なんということはもう放棄せざるを得なくなるのではないかと思います。
それから第三は、繭糸価格安定法の改正によりますると、今度は繭の保管に対して最低価格の場合、繭自体に政府は低利資金を貸すという事項があるのでありますが、この場合に乾繭倉庫あるいは乾繭設備というものを農民自体が持たなければならないということになりますと、そこにいろいろ支障がありまするので、委託製糸をいたします。
それはどうしてそういうことになるかと言いますと、一方御承知のように穀物販売における農業倉庫が、年々農林省があれだけの低利資金を出しておりますのに、その低利資金の申込みの数の方が多くてその資金が応じ切れない、こういうふうな実情にあるにもかかわらず、同じ農産物の保管倉庫であるところの保管、販売のために供する乾繭倉庫がどうして衰微の方向に行つているか、こういうことについて、私の見解といたしましては、繭の特殊性
農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律 一、法附則第四項の農業協同組合、農業協同組合連合会、森林組合、森林組合連合会、または水産業協同組合の町有する政令で定める施設は、農業倉庫(乾繭倉庫を含む)、木炭倉庫、水産倉庫、及び肥料倉庫並びに精米工場、精麦工場、製材所などのほかに、冒頭に事務所を加え、その他の施設はすべて製材所等の共同利用施設に包括せしめること。
なおまたこの乾繭倉庫でございますが、繭の乾繭処理の仕事を、私の郷里の長野県等は協同組合制度が非常に発達しておりますから、かような問題の該当事項はきわめて少いのでございますが、全国的に見れば相当数のこの種の仕事が倉庫業あるいは株式会社として行われております。また木材の伐出業とか、あるいは樹苗の養成業とか、しいたけの生産業とかいうものが、相当に企業化されてやつて参つております。